コミュニケーション研修~風土をよくする伝え方・受け止め方・セルフケア
コミュニケーション研修~風土をよくする伝え方・受け止め方・セルフケア
mozawa
- 職場に一体感がなく、ギスギス・ぎくしゃくしている
- 言いたいことが伝わらず、すれ違いやイライラが多い
- チームワークが悪く、業務に支障が出ている
- まずい対応でクレームが多い・サービスが低下している
- ベテランや管理職クラスの物言いがきつく、若手や新しく入った人が辞める
- パワハラが減らない・攻撃的な言い方が多い
このような悩みを解消するコミュニケーション研修です。
業務がスムーズになり、気分よく働けるようにする伝え方・聴き方と姿勢が身につきます。
職場の状況や課題をヒアリング(可能であれば視察)させていただいた上で、主に以下のプログラムを組み合わせて効果的な研修内容をご提案いたします。
contents
主な研修プログラム
各プログラムは、心理学とカウンセリングの知見を元に、以下の要素で構成しています。
- すぐに役立つ実践的な講義
- 自己を見つめるセルフワーク
- 2~4名で行うロールプレイ
– 伝え方:自己主張 言い換え
- 相手が受け止めやすく、物事がスムーズに進む「伝え方」のポイントは
「自己主張」と「感情表出」
の度合。強すぎても弱すぎてもうまくいきません。 - 自分の欲求が実現しそうにない状況や、どうしても譲れないものがある場合、意見が対立して平行線である、といった場面において強く表れます。
- 職場におけるコミュニケーションのトラブルの大半は、こうした「葛藤」場面です。
- 本人は目の前の問題を乗り切るのに夢中なので、なかなか自覚しにくいもの。伝え方のクセを認識するきっかけと、改善に向けた具体的な方法を提供します。
主な研修コンテンツ
- 職場や日常生活での場面を題材に、自分の傾向に気づくセッション
- 「自己主張」「感情表出」が強く/弱くなり過ぎてしまう要因チェック
- どう伝えたらよいか、いま使っている言葉をどう言い換えたらよいかが分かり、すぐに使える「言い方リスト」
- 適切な「自己主張」「感情表出」実践トレーニング
受講後の皆さんの声
- 「大丈夫?」という言葉は使いやすくて、気遣いとしてもいいと思っていたので、ハッとしました。
- 指示するのが苦手で「いい感じにお願い」「適当でいいよ」などと言いがちなので、具体的に「ここまで」と伝えるようにしたい。
- 指示する時は「~してくれると嬉しい」を癖にしたいと思います。逆に依頼された時、今できない場合は、いつならよいかを伝えたり、こちらから声をかけるようにしたいと思います。
- 言い換えをするだけで全然違う印象になるのに驚きました。みんなが改善例のような伝え方ができたら、職場の雰囲気は随分よくなるだろうなと思いました。
– 聴き方:受け止め 伝え返し
- 相手の話を聞く際の反応の仕方で、相手は安心もするし、不安や緊張状態にもなります。それは職場全体に波及し、パフォーマンスに影響します。
- また「言いたいこと」「言うべきこと」が言えないままだと、問題が放置されて改善の機会を失うことになり、企業活動においてもマイナスです。
- 相手が「聴いてもらえた」「話をすると安心する」と思えるような聴き方・反応の仕方について、カウンセリング手法を職場で活用できる形でお伝えします。
主な研修コンテンツ
- 姿勢・表情・身ぶり・あいづち等の応答手法
- 他者の様子を観察して自己を振り返るグループセッション
- ただ聞くだけではなく、相手の言ったことを伝え返すメソッド
- さまざまな「受け止める」「寄り添う」方法
相手のどんな発言をどう扱えば、相手がどう感じるか
受講後の皆さんの声
- 話を聞いている側の態度によって、話しやすさや気持ちが変わることがよく分かったので、相手が話しやすい雰囲気づくりを大切にしていこうと思いました。
- コミュニケーションは反応したりすることって大事なんだなぁと改めて感じました。無視しないでちゃんと反応したいと思います。
- 人に話を聞いてもらえないのはきついと改めて感じた。あいづちとか目を見るの大事!否定しない!
- 忙しいと、つい顔を見ずに耳だけで聞いていることに反省しました。手が離せない時は、いつならいいか伝えて、しっかり時間を取ろうと思います。
- 聞いているつもりでも、頭の中では反論の準備をしてしまっている自分に気づいた。
- 必ずしも共感できなくてもよく、むしろ分かったつもりになるのは危険で、大事なのは共感しようとする姿勢だ、というのは目から鱗だった。
– タイプチェック・タイプ別対応
- 職場におけるコミュニケーションは、相手の発言や自分の心の状態に影響された「反応的」なものが多くなる傾向があります。
- 特に「人手が足りない」「一度に様々なことを考えて処理しないと回らない」「感情を抑えないと遂行できない」等、忙しくて負荷のかかる職場であれば、なおさらのこと。
- 自分のコミュニケーションの傾向を把握して、「反応的」なコミュニケーションのパターンから脱するヒントを提供します。
主な研修コンテンツ
- コミュニケーション・タイプチェック
- 他者のコミュニケーション・タイプ推測リスト
相手の言動やしぐさ、表情に注目する - タイプ別「されてうれしい対応」「イヤな対応」
- 相手に応じた接し方を考えるワーク
受講後の皆さんの声
- 人の反応や顔色をうかがいすぎて人間関係に疲れるときがあるので、タイプ別コミュニケーションを活用して対応したい。
- 見事に自分のタイプが一致しました。同じことを行うにしても、各々でこんなに捉え方が違うことが分かったので、困った時は思い出して試してみようと思った。
- まわりのみんなと「意外だね!」とか「確かに○タイプっぽいね」などと話をしたのが、とてもおもしろかったです。
いろんなタイプの人間がいて、性格の違いはもちろん、仕事の仕方や傾向も様々でそれでいいんだ、思いやりを持って補いあっていけばいいんだ、とみんなが思えたらいいのになぁと思いました。 - タイプ別診断は、占いなどではないことが実感できた。自己理解で満足するのではなく、人間関係にも活用できるようになりたい。
- 正直苦手な人はいますが、苦手だ、嫌いだ、と壁を作るのではなく、ちょっと意識を変えて向き合ってみたいと思います。
– ハラスメントの予防と撲滅
ハラスメント、またはそれに準じる行為「マイクロアグレッション」がなくならない原因は、「個人」と「組織」両方にあります。
個人の問題
- 行為者は「自分がハラスメントをしている」認識はない
- むしろ「自分は正しいことをしている」と思っている
- 自分が正当に評価されていると思えていない
- 他者を「ストレス発散」や「心の欠乏感」を埋める対象にしている
- 攻撃的なコミュニケーションが沁みつき、自分の言動のクセに気づいていない
- ひとことで言うと「自己中心的」
組織の問題
- まわりの人が行為を注意/指摘できず、あるいは認めさせることができず、結果として許してしまっている
- 部活の「シゴキ」のように、先輩→後輩へと代々受け継がれている
- 「注意/指摘/指示/命令」ばかりで、適切な「フィードバック」がない
- がんばりに報いたり承認する仕組みや行動習慣がない
- 人を「人」としてではなく「コマ」として扱う風土である
- ひとことで言うと「心理的安全性が低い」
個人と組織の両方にアプローチして、全員で心理的安全性が高まるコミュニケーション改善に取り組むことで、ハラスメントの撲滅と予防を実現します。
職場の心理的安全性を診断して、その結果を元に、適したプログラムを組み合わせて実施します。
主な研修コンテンツ
- 心理的安全性診断(部門別/階層別分析)
- コミュニケーション・チェック
- 心の状態やコミュニケーションのクセに気づく体験ワーク
- すぐに使える「伝え方」「聴き方」リストの提供
- 日常によくある場面を想定したロールプレイ
受講後の皆さんの声
- アンガーマネジメントの6秒の間に、心の安全装置を解除して引鉄を引く準備をしがちなので、いったん「心の冷蔵庫」にしまうことを心がけたい。
- 忙しくなるとつい言い方が乱暴になることがあるので、気持ち2秒止まる感覚で話しかけるようにしたい。
- ペアワークでは、話を聞かず、提案もせず、一方的な断り方をしてしまい、「自分の希望は叶って当然」という思考があることに気づかされました。
- 自分が思っている「私」と、他人からみた「私」は違うかもしれず、そのギャップがハラスメントの自覚に繋がるのかなという気がしました。
- 相手を変えるより、自分が変わった方がいいと思いました。
- 「良い人間になりましょう」という話ではなく、これはみんなが気分よく働ける職場にするための「仕事です」という言葉が印象的だった。
– セルフケア講習 (心と身体)
- コミュニケーションの土台は「メンタル」にあり。
- 精神状態が悪いと体調が悪くなり、体調がよくないと気分もよくない。つい他人につらくあたったり、冷たい対応をしたりと、コミュニケーションが悪くなって、職場がギスギスする。
- 逆に、心身の状態がよくなると、コミュニケーションがよくなり、職場の雰囲気、風土の改善へとつながっていきます。
- 各自が「自分の機嫌を自分で取る」ことで「気分よく働ける職場」を実現するために、心身の状態を知り、整えるメソッドをお伝えします。
主な研修コンテンツ
- 自分の状態を把握するチェック
「心の健康度」「睡眠不足」
「自律神経」「脳疲労」
「ストレス」「スマホ依存」など - メンタルを保つ自己理解ワーク
「自己評価」「自己欲求」
「自動思考」「思い込み」
「悲観楽観」「価値観」など - 心と身体を整えるメソッド
「どこでもストレッチ」
「快眠処方箋」
「ストレスコーピング」
「簡単マインドフルネス」など - 気分を楽にするメソッド
「落ち着く」「手放す」
「語りかける」「反論する」など
受講後の皆さんの声
- 知らない間にストレスがたまっていることが分かった。自分が好きなことなどをうまく使いながらコントロールしていきたい。
- 思い込みや勘違いが激しいタイプだと気づいたので、もっと俯瞰したいなと思いました。
- 同じ考えがぐるぐるしてしまうときは、ゆっくり深呼吸をして、書き出してみようと思った。
- 夜寝る前にスマホを見るのは止める。お風呂の温度を変えてみる。ゆっくり噛んで味わって食べる。
- すぐ飽きてしまいがちですが、自分に合った「続ける方法」が知れたので試してみたい。
- 自己理解を進めることが、メンタルの改善にもつながるかもしれないなと思った。
研修後の変化・様子
関係や雰囲気が変わった
- 職場の一体感を感じられて、仲間意識が芽生え、仕事が楽しくなった。
- 話を聞いたり、声を掛けたことで、その人との関係に変化が出ました。「こんな研修は無駄」「変わらない人は変わらない」と言うのは自分自身で、それに気が付いてないのでは?と思いました。
- グッとこらえる時もあったが、優しく接すると人間関係がよくなり、その後の自分に対する対応も変わってきた。
- かげぐち等がなくなった気がする。
仕事が楽になり、気持ちが明るく
- 以前より仕事を任せられるようになりました。言い方ひとつで相手の行動が変えられて、自分も楽になるということが分かりました。
- 手伝ってくれた後は必ず、名前を言った後に「大変だったでしょ! ありがとねー」と言うようにしています。自分も気持ちがいいし、相手も笑顔で返してくれて嬉しい気分になります。手伝って当たり前ではなく、感謝の気持ちはとても大切だなと思いました。
- ポジティブな言葉は、相手に向けたつもりでも、自分の気持ちを引き上げるなと感じた。
前向きになった
- 研修を元に、上司と相談してミニ学習会を朝会でやっていく提案をしました。忘れる生き物なので、忘れない工夫と日々の心掛けを大切にしていきます。
- 役職や年齢、立場関係なく、大切なのは一緒に働く仲間を大切にしようと思う気持ちだと思いました。周りの人を大切にすることは自分や職場を大切にすることにも繋がるし、みんながそういう意識をもてるようになれば働きやすい職場になると感じます。
- 職場の雰囲気が悪すぎて、正直辞めたくなっていましたが、もうちょっと苦手な人たちに対する意識を変えてみて、頑張ってみようかな・・・と思いました。ありがとうございました!
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