職場改善サポーター小澤将司 プロフィール
「気分よく働きたい」を応援します。
店長、業務改善コンサルタント、管理部長を経て独立。
産業カウンセラー。
都内私立高校 心理学講師。
多様な現場での実務・指導経験をベースに、現場に入り込んで悩みを引き出し、行動を後押しする親身なサポートを通じて、人が育ち、気分よく働ける職場づくりをお手伝いしています。
また、カウンセリングスキルにもとづく聴き方/伝え方の研修や、情報編集力と文章力を活かした説明資料の作成など、企業活動におけるコミュニケーション円滑化の支援も行っています。
「現場の信頼をすぐに得て、悩みを引き出す手法はさすが」
「スタッフが積極的になって、活気が出たなと感じます」
「具体的な改善策の提案が嬉しかったです」
「受け止めて理解してくれる安心感がある」
といった声をいただいています。
プロフィール
小澤将司(おざわまさし)
職場改善サポーター
一般社団法人日本産業カウンセラー協会 産業カウンセラー
- 札幌市生まれ。国立弘前大卒。
- 東日本キヨスクなどを経て、2000年より中堅コンビニチェーンの店長として4店舗を歴任。不振店の業績を立て直すと共に、新入社員OJTで評価を受け「一番教わってよかった・教わりたい店長」に選ばれる。
- 2004年より、ベンチャー系企業において、小売業を中心とした業務改善コンサルティングに従事。様々な現場に入り込み、スタッフを巻き込んだ課題発見・解決に取り組む。
- 2010年より日能研グループ企業に在籍。管理部長として経営管理の整備、労務改善と人事制度の構築、広告宣伝から管理システムまで様々な業務改善を実現する一方で、風土の改革と中間管理職の育成に注力し、設立以来最高業績の達成に貢献する。
- 2019年独立し、管理部門や店舗運営の業務改善と人材育成の支援・研修等を開始。管理職からパート・若手にいたるまで、働く人たちの悩みを引き出し、行動を後押しする親身なサポートが評価を得ている。情報編集力と文章力を活かした文書等の作成も多数受託。
- 2023年より、東京都内の私立高校において、臨時講師として心理学講座を担当。楽しみながら興味関心を深める授業が、生徒の希望進路に影響を与えている。
実績と業種業態
– 研修・コンサルティング
- [店舗4原則]改善実践プログラム
- 生産性向上に向けた店舗管理指導
- 業務改善による残業削減と離職防止コンサルティング
- 経理業務の整備とパート育成・戦力化支援
- 労務管理基礎研修(労働基準法・パワハラ・メンタルヘルス)
- 面談指導・評価制度運用支援
- 風土をよくするコミュニケーション研修
- 小売:コンビニ ドラッグ スーパー 生協 書店 カー用品 ディスカウント
- 製造販売:テーラー 食品加工
- 卸売物流:飲食店食材 アパレル
- サービス:介護 学習塾 幼稚園/保育園 私立小学校/高校/大学
– 個別相談・パーソナルコーチ
- 管理職の部下育成・マネジメントスキル向上支援
- 中堅社員の目標設定と課題整理
- 働くママのキャリア構築とメンタルヘルス支援
– 文章作成等の受託
- パンフレット
キャリア支援(官公庁事業・私立大学) - インタビュー
事業計画(製造業・小売・飲食・旅行業・IT) - プレゼン資料
新規事業(教育・託児・介護・イベント企画など) - マニュアル
店舗運営・営業・接客サービス・サイト運用など - 契約書ひな形
フランチャイズ・代理店・社員の業務委託化・入会約款など - レポート添削/レビュー
若手・内定者向け(営業職・販売職・管理部門・SEなど)
これまでいただいた声
- 笑顔でおだやかで、お話がとてもわかりやすかったです。
- 今まで受けてきた研修の中で一番やる気が出る内容でした。
- 毎回楽しみにしていました。店にとって小澤さんがいらっしゃることが刺激になっていました。
- みんな積極的になって、活気が出たなと感じています。
- 具体的な改善策の提案が嬉しかったです。
- 経験に裏付けられた言葉に深さを感じました。
- 気持ちよく話したり思い出すきっかけを提示してくれて、話しやすかった。
- ガチガチでないゆるさがいい。安心します。私の「おにい」です。
- いい学校に通わせてもらいました。反応することの大切さを、実際の反応で教えられました。
- 育って欲しいという愛情をいつも感じていました。
- 私のかけこみ寺です。
- 現場の信頼をすぐに得て、悩みを引き出す手法はさすが。
- ウチのことを理解してくれるので話が早い。事情を考慮した上で、やりたいことをうまく仕組みや書面に落とし込んでくれる。
- いてくれて心強い。困ったことは必ず解決してくれる。一人ではとてもできなかった。
- あれだけ複雑な流れをひと目で把握できるのはすごい。そして、改善が必要な箇所が分かり、今後どう改善すればよいかが見えた。
- 構造化されたマニュアルにしてくれたので、追加や修正がしやすく、重宝しております。
- 理解してくれる、受け止めて言葉にしてくれる、という安心感がありました。また自分達がやっていることの整理になり、ディレクション力に感動しました。
- あちこち飛んだ話をまとめるのは大変だったかと思いますが、コンパクトにしていただき感謝です。
- 相手に向けてのひとつの作品、小説のよう。ファンになりました。
- 言うべきことを、淡々と、柔らかく伝えてくれる。言葉のチョイスが的確。
- 自分の会社のつもりで考えてくれているのが伝わって来ました。
※ほかにも、たくさんの声をいただいています。詳しくは 各メニューのページ へ。
大切にしている4つのこと
- 具体的で実践的な提案・指導
「あるべき論」「指摘だけ」ではなく、現場で「使える・役に立つもの」を提供します。 - 細かいことを、ていねいに
皆さんが「大切にしたいこと」や「こだわり」を、まるで自分の事のように扱います。 - がんばる人に愛情を注ぐ
「手法」「しくみ」だけでなく、がんばろうと「もがいている人」にフォーカスします。 - 引き出し、背中を押す
現場の「なかなか言い出せない」「言葉にできない」想いに寄り添い、行動へ誘います。
なぜ「気分よく働ける職場づくり」か
ここからは、なぜ今
「気分よく働ける職場づくり」
のお手伝いをしているか、これまでのキャリアで体験したことを振り返りながらお伝えします。
思い出したよろこび
– ①店長時代 若手が育つ
– ②コンサル時代 困りごとの改善
– ③管理部長時代 会社を元気に
ひとりでも多くの人が、前向きに楽しく仕事できたら
思い出したよろこび
独立当初は、管理部長の経験を活かして、悩めるマネジャー管理職の相談活動と、経理や契約書関連、営業事務といった管理部門の業務サポートをしていました。
困りごとのお手伝いをしてる中で
「言いたいことがうまく言葉にできない」
「何かしっくりこない」
「整理できない・時間がない」
という悩みにお応えしているうちに、やがて情報を整理して伝えたいことを言語化する活動が中心になりました。
パンフレットやプレゼン資料といった訴求コンテンツから、インタビュー、レポート添削、サマリー、マニュアル作成まで幅広く手がけ、このような声をいただくようになります。
「そうそう!それが言いたかった」
「受け止めて言葉にしてくれる安心感がありました」
「散らばった話をバランスよくコンパクトにまとめていただき感謝」
でも、どこか心が満たされない感じがありました。
***
そんなある日、縁あって、店舗の改善に向けた研修の仕事をお受けする機会に恵まれます。
現場を訪問し、悩んでいそうな箇所を見つけて改善策を授けたり、こだわっていることを察知してもっとよくなるようなアイディアを提案。
講義だけでなく、ディスカッションや現場での個別相談を交えた4カ月にわたるプログラムで、改善活動を伴走しました。
研修はとても好評で、プログラムを通じてお店がどんどん進歩していきました。何より、現場で働く皆さんのがんばりが素晴らしかった。
スタッフどうしで学び合い、刺激し合って、自分たちでどんどんお店をよくする。取り組みの中で若手はめきめき成長し、ベテランのパートさんも協力して前向きに取り組む。その姿は感動的でした。
プログラムの終わりには、スタッフや店長、幹部からこんな言葉をいただきました。
「今まで受けた中で、一番やる気が出る内容だった」
「毎回、楽しみにしていました」
「具体的な改善策の提案が嬉しかったです」
「みんな積極的になって、活気が出た出たなと感じる」
「現場の信頼をすぐに得て、悩みを引き出す手法はさすが」
とてもうれしかったですね。
「どこか満たされない」気持ちがなくなると共に、かつて抱いていたものがよみがえってきました。
「お店をはじめ、現場でがんばっている人のチカラになりたい」
という想いが私の仕事に対する熱の源だった、ということを。そして
「悩みが解消されて明るくなった表情を見ながら、がんばったことを自慢してもらう」
というのが何よりもうれしかったし、
そうなるように関わるのが得意なんだ、ということを。
これらを形づくってくれたのは、
①店長 ②コンサル ③管理部長
という3つのステージで取り組み、学んだこと、そこで味わったよろこびです。
– ①店長時代 若手が育つ
20代後半、小売店の店長になって間もない頃のお話です。
アルバイト未経験の女子高生が面接に来ました。感じのいい子でしたが、家庭の門限の関係で所定のシフトに入れません。採用を見合わせたところ、数日後お店にやってきて、こう言うのです。
「どうしてもここでバイトしたいので、親を説得して門限を伸ばしてもらいました。働かせてください!」
感激すると同時に、責任感が湧きあがってきました。
そんなにも意欲的に始めた仕事を
「楽しい」
と感じるか、それとも
「つまらない・面倒・働きたくない」
と思わせてしまうかは、自分にかかっている。
さらに、こうも思えてきました。
実はこの子だけじゃくて、今やる気がないように見える子も、最初は楽しみにしていたんじゃないか? 仕事の楽しさを知らないだけじゃないか? と。
「自分のお店での経験を通して、仕事を楽しく感じてもらいたい、社会人になるのが楽しみになってもらいたい」
そう考えた私は、できるだけいろいろなことを教え、体験する機会をつくりました。
一人ひとりの得意や興味が見えてきたので、それを活かした仕事を任せます。
すると、嬉々として打ち込み、みるみる成長していったのです。
さらに、私が「こんなお店にしたい」というビジョンを示すと、実現するためのアイディアを出し合ったり、それぞれの得意なことを教え合ったりと、協力してお店づくりを進めるようになりました。
また、お店には新入社員がOJT研修で次々とやってくるのですが、バイトとのやり取りをじかに見せ、ときには任せながら、一緒になって取り組みました。
すると、新入社員とバイトは、私が思いもつかない見事な売場を作り上げ、驚かせてくれました。
そんな動きは数字となって表れ、店舗の業績が目標を大幅に上回る結果に。
「協力して成果を出してよろこび合う」という仕事の楽しさを、バイトと新入社員に体験してもらうことができました。
店長を卒業する際には、バイトの子や新入社員からこんなうれしい言葉をもらいました。
「店長のおかげで仕事が楽しくなったよ」
「私もおざわさんみたいになりたい」
そして、新入社員と社長・専務の懇談会では、私が
「一番教わってよかった・教わりたい店長」
にあがったそうです。
育成に対する自信になりました。
「育成」とはいっても、人は「育てる」ものではなく「育つ」もの。目標に向かって一緒に取り組む機会と、活躍できる環境を整えることが大事。
高校生や大学生、新入社員から、そう教わった気がします。
– ②コンサル時代 困りごとの改善
店長を4年経験した後、主に小売業を対象とした業務改善のコンサル会社に転職しました。
そこでは課題を改善してよろこばれる体験をしたのですが、特に印象深かったのが次の2つです。
1つ目は、従業員の内部不正を疑う経営者から依頼を受けた、店舗調査と指導の仕事です。
客のふりをして店舗の様子を観察しても怪しい動きはないし、現場に入って調べても不正を行っている様子はありません。
店員たちと打ち解け始めた頃、こんなことを言われました。
「おざわさんも大変ね。社長に言われたんでしょ? あいつら不正しているから調べろって。私たちはここの商品が好きで、ただ楽しく働きたいだけなのに」
これを聞いた私は即座に
「この人たちのチカラになりたい!」
と思い、こう提案しました。
「不正の疑いようのないお店をつくりあげて経営者の信頼を勝ち取って、楽しく仕事できるようにしましょうよ」
皆さん、私の言葉によろこんでくれて、かなり前のめりな店舗改善の取り組みが始まりました。
現状の業務を洗い出して、ミスを防止する方法と早期に発見できる仕組みを構築。疑いがもたれる要素を排除していきます。
健全な店舗運営が完成すると、実行状況を点数化し、改善が目に見える形にしました。
これをもって改善の成果とし、本社へ報告。その際、店員たちのがんばりと心情をあわせて伝えました。
すると本社の人は、現場の様子を知る努力をしてこなかったことに気づいて、社内のコミュニケーションを見直すきっかけとなったのです。
最後に、本社のナンバー2の方からこんなコメントをいただきました。
「おざわさんは、よくイメージされるコンサルっぽくない、しっとり系コンサルだね。
現場に寄り添ってミッションを果たしながら、それ以上のことをしてくれた」
もう1つ印象深かったコンサルの仕事は、多店舗展開しているチェーンからの依頼です。
各店がそれぞれ独自のやり方をしているので統一したい、というもの。
社内は、カリスマ的な創業者に心酔して「教えを忠実に守りたい」という人たちと、もう時代に合っておらず弊害も生まれているので「変えるべきだ」という人たちに分かれていました。
双方の話を聞くと、それぞれの思いは理解できる。何より、お店や仕事と真剣に向き合っていることがよく伝わってきます。
そこで、お互いが大切にしたいもの、めざすお店の姿を一緒に出し合って、実現する最適な方法を見出していくことを提案。今やっている店舗業務一つひとつの見直しに取り組みました。
共有できるビジョンを描き、それに向かって進む形で業務の整理が完了。
最後には、こんな言葉をいただきました。
「私達が大切にしていることを理解しようとしてくれたので、みんなが納得できる、満足のいく形になりました。ありがとうございます」
この2つの経験を通じて、現場に入り込んで働く人たちの想いをくみ取り、課題を改善してよろこんでもらえる楽しさを味わうことができました。
また、そのための方法が身についてきたかなと思います。
どんな姿勢や接し方をすれば、働く人たちが心を開いて「本当は望んでいること」を本音で話してくれて、一緒に取り組めるようになるか、ということを。
***
その一方で、小売や接客、お店で働くのが好きでこの仕事を選んだものの、楽しめない人、苦しんでいる人も大勢いる、ということも知りました。
人手不足で休みが少なく長時間労働を強いられる、経営者が現場を省みず無理難題ばかり押し付ける、クレーマーに悩まされているのに会社は何もしてくれない・・・。
そんな人たちの役に立ちたいと思い、産業カウンセラーの学校に通って資格を取得。悩みに寄り添うコミュニケーションを磨いていきました。
– ③管理部長時代 会社を元気に
その後いくつかの会社を経たのち、コンサル時代のクライアント企業からお声かけをいただき、転職します。
ここでは、社員を前向きにして会社を元気にする、いわば「いい会社づくり」とも言える取り組みに挑みました。
最初の配属は営業部門でした。
外から見ると「若くて活気があり、おもしろそうな会社だな」と思っていたけれど、いざ入ってみると、風土がよくない。
設立して数年で業績が伸びなくなり頭打ちの状況の中、部署間でいがみあい、押し付け合っている。
幹部は面倒なことに手を出さず、社員はみんな若いのに無力感のあきらめムードが漂う。
個別に話をすると「本当は何とかしたい」と思っている人もいるのですが、
「でも幹部が・・・他部署が・・・」
と何かのせいにして、嘆くだけ。
しばらく在籍しているうち、やがて自分もそんなトーンになっていきます。風土というのは恐ろしい。
このままはイヤだと思った私は、身のまわりで目についたことを、少しでも「よくなる」と思えるようなアクションを起こしていきました。
自分の仕事のことのみならず、経理から宣伝、商品開発にいたるまで、他部署の人が困っていることを手助けしたり、やりやすくなる方法を提案したり、働きかけて一緒に取り組む機会をつくったり、といった行動を積み重ねていきます。
すると、やがてみんなからこんな言葉をもらうようになりました。
「おざわさんが2人いればいいのに」
「一人ひとりのことをちゃんと見てくれていて、安心します」
「みんなが気持ちよく仕事できるように、いつも気を配ってくれる」
「聞いてくれるから、ついつい何でも話しちゃうんだよね」
いつの間にか会社の中心的な存在となり、やがて、会社全体に影響を与えることのできる管理部長に抜擢されました。
文句を言ったり嘆いたり、あきらめ気分で仕事をするよりも、自ら行動して「よくなる」ように変えていった方が楽しいし、いい思いができる。
そう実感しました。
管理部長になる過程で得たこの実感を、みんなにも持ってもらえたら、前向きで活気のある会社になるのではないか。
そう考えた私は、
「会社を元気にする」
取り組みを始めることにしました。
まずは自分の部署から。
自分の仕事を楽にすることしか考えていない人が多かった管理部門を、会社全体の役に立つ行動をするチームへと変革していきます。
ひとりずつ面談して
「どうなったらいいか」
「そのために、できることは何か」
一緒に考えながら行動を伴走。
しばらくすると、他部署から
「○○さん、感じが変わったね」
「△△さんに助けられたよ」
という声があがるようになりました。
管理部門の取り組みで手応えをつかむと、今度は全体の風土です。
管理部門と同様に一人ずつ面談をしたり、全員が集まる場で働きかけてみました。
でも、なかなか行動に結びつきません。
個人の意識に働きかけるだけではダメだ。
みんなが前向きに取り組もうと思えるような、成長を支えてがんばりに報いるような「仕組み」の後押しが欲しい。
何せ、評価制度がない。
経営陣に聞くと、あるにはあるけれど「利益が出ていないから昇給できない」という理由で稼働していない、とのこと。
いやいや、順番が違う。
がんばって業績を上げて、報酬を上げる。
それをできるようにするのが経営幹部の役割じゃないか。
「がんばれば報われる」
という希望が持てるようにしないと。
そこで、外部の勉強会に参加したり文献をあさって、評価制度に関する理論や他社事例の研究を始めました。
すると、評価制度を整えるだけでは、人も会社も変わらないことがわかってきます。
成長を支援する仕組みや働く環境の整備、協力して取り組みたくなるしかけをして、みんなが「がんばろう」と思えるようにすることが大切だ。
いきなりたくさんのことをやろうとしても、面倒なことに手を出したがらない幹部の抵抗を生む恐れがあるので、少しずつ話をして、反応を見ながら小出しに提案。
一つひとつ賛同を取りつけながら、何カ月、何年と時間をかけて、次のような仕組みづくりとしかけを進めていきました。
- 評価制度を中心に、人事制度全体を再構築
- 就業規則と運用を変更して、働きやすい環境を整備
- 社員の成長を後押しする機会の設定
各自の興味や課題で選べる研修
学んだことをシェアする発表会
テーマ別に学び合う朝活 など - ビジョンを描いて共有する会
- ビジョン実現に向けてアイディアを出し合うオフサイトミーティングの実施
- 楽しみながらお互いの得意や興味関心を知ることで、協力し合う土台をつくる様々な企画
- みんなの取り組みの様子や経営状況に関する情報の日常的な発信
これらを個別にやって単発で終わるのではなく、連動させて、全体を変革の波にのせることを意識しました。
特に注力したのは、課長の育成です。
社員と会社が成長するエンジンになるように、毎週課長を集めて、店長・コンサル時代に得たスキルと経験を注入しました。
- 会社全体や各部署が抱える課題解決に向けたディスカッション
- 課長どうしで「対話して解決する」体験を通じて、自分の部署を「成果に向かって取り組む」チームに育てるプロセスを身につける
- 部署メンバーの対応やサポート方法、面談手法の伝授
このように様々な取り組みを続けるうちに、多くの社員がどん欲に行動するようになり、会社は目標に向かって協力する風土に変化。
やがて過去最高の業績を更新して、今後の成長曲線を描けるようになりました。
社員を前向きにして会社を元気にする「いい会社づくり」は、「人」と「仕組み」双方へのアプローチによって実を結んだのかなと思います。
ひとりでも多くの人が、前向きに楽しく仕事できたら
店舗改善の研修をきっかけに思い出した、これまでのキャリアで取り組み、身につけ、よろこびを味わってきたこと。
①店長時代
若手が育ち、仕事の楽しさを味わえる環境をつくる
②コンサル時代
現場に入り込んで、働く人たちの困りごとを改善する
③管理部長時代
風土をよくする仕組みとしかけで、会社を元気にする
これらの経験と知見を活かして
仕事がつらい・つまらない
楽しく働きたい
みんな元気がない
何とかしたいけれど・・・
このままはイヤだけど・・・
どうしたらいいか分からない
なかなか言い出せない
やろうとしてもうまくいかない
というような想いを抱いている人のチカラになれないだろうか。
自分が好きで、得意としていることで、何か役に立てないだろうか。
そう思い立ち、
業務や組織の抱える課題を改善することで
働く人たちが「気分よく働ける」
職場づくりを支援する活動を始めました。
取り組みを通じて、
ひとりでも多くの人が
前向きに楽しく仕事できたら
この上なくうれしい。
そう思っています。
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